- 韓国語って単語と文法、どっちから勉強すれば良いの?
- 単語から始めてみたけど、文法ってどうやって身につけるの?
- 文法から始めたら難しすぎて続かない…どうすれば良いの?
このように勉強の順番や進め方で迷ってしまい、なかなか一歩が踏み出せずにいませんか?
韓国語学習者なら、多くの人が一度はぶつかる壁です。
韓国語初心者単語も文法もどっちも大事そうで、どこから手をつければ良いか全然わからないよ…



どちらから始めるかより、もっと大切なことがあります。一緒に確認しましょう!
この記事では、韓国語を始めたばかりの人に向けて、単語と文法のどちらから学ぶかを、私の実体験をもとにお伝えします。
読み終わるころには、順番で迷うことなく今日から学習をスタートできるはずです。
- 単語・文法の順番より先に大切なこと
- 単語と文法、どちらから始めても上達できる理由
- 単語・文法・フレーズ、それぞれのアプローチが向いている人の特徴
- 初心者が迷わず進めるための、テキスト1冊の使い方
- 筆者が実践した単語と文法の効率的な覚え方


- トイレの注意書きに書かれたハングルをきっかけに、大学時代に独学で韓国語をスタート。
- 大学在学中に日常会話まで習得。
- レベルアップを目指して卒業後に約1年語学留学。TOPIK6級取得。
- 帰国後は韓国語を活かして空港勤務。
- 韓国人へのインタビュー記事を作ることを目標に、再び韓国語学習をスタート。
韓国語の単語と文法どちらが先かより大切なこと


結論からお伝えすると、単語から始めても文法からでも継続すれば韓国語は話せるようになります。
初心者にとって大切なのは、「なぜ韓国語を学びたいのか」という目的を明確にすることです。



どうして目的が大事なの?
目的を明確にする理由は、次のとおりです。
- 単語・文法・フレーズなど、自分に合った学習の方向性が見えてくる
- 複数のテキストをつまみ食いして、どれも中途半端になるパターンを防げる
- 勉強が辛くなったときでも、目的が続けるモチベーションになる
- 何をどのくらい学べば良いか、ゴールまでの道筋が立てやすくなる
目的が明確になると、自分が目指すべき具体的なゴールが見えてきます。
たとえば、あなたは以下のようなワクワクする目標を持っていませんか?
- 🎵 K-POPの歌詞をそのまま理解したい
- ✈️ 韓国旅行で現地の人と会話したい
- 📺 韓国ドラマを字幕なしで楽しみたい
- 💬 推しのSNSやインタビューを読みたい
- 💻韓国語を使って働きたい
こうした理想の未来が、勉強を継続するための強力なエンジンになります。
まずはノートとペンを用意して、あなたが韓国語を使ってやってみたいことを自由に書き出してみましょう。
目標の立て方は、「韓国語の勉強目標の立て方【初心者向け】|挫折しない3つのコツと具体例を解説」をご覧ください。


私の韓国語独学ルート:ハングル→フレーズ→文法・単語


私が韓国語を独学したときの順番は、ハングル→フレーズ→文法・単語でした。
それぞれのステップで感じたことをお伝えします。
ハングルの次はフレーズ。あいさつで使える体験を早く積む
ハングルを覚えたら、文法に進む前にまずフレーズを声に出す練習から始めました。
文法を知らなくてもフレーズを口にするだけで、「韓国語が話せた!」という実感を早い段階で味わえます。
私が実際にやっていたのは、日常のふとした場面でフレーズをつぶやくことです。
- ごはんのとき→「잘 먹겠습니다(いただきます)」
- 帰宅したとき→「다녀왔습니다(ただいま)」
- 誰かと別れるとき→「안녕히 계세요(さようなら)」



通学中も家事の合間も、1人でぶつぶつ言っていました笑
短いフレーズでも「話せた」という感覚が積み重なると、韓国語を学ぶのがどんどん楽しくなってきます。
そうなると、勉強の継続も少しラクになるんですよね。
日常の場面と結びついたフレーズ練習が、韓国語をぐっと身近にしてくれました。
文法を軸に、単語は例文の中で一緒に積み上げる
フレーズに慣れてきたら、次は文法を中心に学習を進めました。
文法の例文は日常で使う単語が多いため、文法を学びながら単語も覚えられます。
たとえば、例文によく登場する単語は次のようなものです。
- 名詞:밥(ごはん)・학교(学校)・친구(友達)
- 動詞:먹다(食べる)・가다(行く)・보다(見る)
- 形容詞:크다(大きい)・작다(小さい)・좋다(良い)



文法を進めながら単語も増えていくなら、別々にやらなくても良いんだね!
単語の丸暗記ってすぐ飽きせんか?
私は、単語の丸暗記が苦手だったので、初心者のころは文法を学びながら少しずつ語彙を増やす勉強法が合っていました。
何から始めれば良いか全体の流れを確認したい人は、「【もう迷わない!】韓国語の勉強は何から始める?6つのステップで解説」も参考にしてください。


あなたは「単語から」「文法から」「フレーズから」どれが向いている?


単語・文法・フレーズ、それぞれのアプローチに向いている人の特徴を、専門家が提唱する学習理論も参考にしながら調べてみました。
「どれが自分に合うんだろう?」と迷っている人は、参考にしてみてください。
単語から始める:読める・聞こえる体験を積みたい人
韓国語を単語から始める学習は、次のような人に向いています。
- 好きなドラマやK-POPを、少しでも聞き取れるようになりたい人
- まずは「読める・わかる」体験を早く積みたい人
- 暗記が得意で、コツコツ積み上げていくのが好きな人
知っている単語が増えるほど、韓国語のコンテンツを見たり聴いたりしたときに意味がつかみやすくなります。



好きな韓国ドラマを少しでも聞き取れたら嬉しいかも!
語彙習得の研究者であるP.D.ネイション(2001年)は、使う頻度の高い言葉を優先して学ぶことが効果的だと示しています。
限られた学習時間の中では、よく使う単語から覚えていくのが合理的というわけです。
ただし、単語だけでは文を組み立てる力に限界があることも指摘されています。



単語だけ覚えても、会話がなかなかできないってこと?
単語は「部品」、文法は「文章の組み立て方」です。
単語から始める場合も、ある程度進んだら文法学習と組み合わせていくことが大切です。
文法から始める:韓国語を体系的に理解してから進みたい人
文法から始める学習は、次のような人に向いています。
- 韓国語の仕組みを理解してから進みたい人
- 感覚より理屈で覚えるほうが得意な人
- 基礎を固めてから応用に進みたい人
文法を先に学ぶことで、語順や活用のルールが見えやすくなり、単語を入れ替えるだけでさまざまな表現を作れるようになります。
最初に文法を押さえておくと、後から表現の幅を広げやすいのが魅力です。



ただし、文法の理解だけで十分というわけではありません。
現代の第二言語習得研究では、ルールを知ることに加えて、実際に使って慣れることも大切だとされています。



文法のインプットだけでなく、作文や独り言などのアウトプットも同時にやるとより効果的ということですね。
序盤はパズルを解くような細かいルールが続くため、最初は少し退屈に感じてしまうかもしれません。
しかし、仕組みが頭に入り始めると、新しい表現への応用が効きやすく、じわじわと伸びを感じられるようになります。
最初は少し踏ん張りどころですが、仕組みが分かったときの「なるほど!」という楽しさを味わっていきましょう!
フレーズから始める:韓国語を使いたい気持ちを優先したい人
フレーズから始める学習は、次のような人に向いています。
- 早い段階で「使える!」という手応えを得たい人
- 細かいルールや理屈より、感覚的に楽しく学びたい人
- 三日坊主になりがちで、まず続けることを大切にしたい人
あいさつや自己紹介など、そのまま実際の会話で使える表現を身につけられるのが、フレーズ学習の魅力です。
「文法からじっくり学ばないと使えない」という印象を和らげられるので、勉強のハードルを下げてくれます。



最初から使えるフレーズを覚えるのは、とっつきやすそう!
1970年代の欧州で広まった「コミュニカティブ・アプローチ」は、実際のコミュニケーションを重視する学習法の1つです。
フレーズ学習は、この考え方を実践する方法の1つとしてよく使われます。
まずは使える表現を身につけて、そこに含まれる単語や文法パターンは後から整理していけばOKです。



フレーズって覚えた瞬間から使えるのが、単語や文法と違うポイントだと思います。
「話すのはまだ早いかな…」と感じている人こそ、お気に入りのセリフを口ずさむところから気軽に始めてみてください。
韓国語を一から勉強するなら、テキスト1冊を順番どおりに進めよう


韓国語を学ぶ目的が決まったら、次はテキストを1冊選んで、最初から順番どおりに進めましょう。
次の3つのポイントを意識するだけで、勉強の効率が変わるはずです。
途中で迷わないためにテキストの構成を信頼する
韓国語を一から勉強するなら、テキストの流れに沿って進めるのがおすすめです。
多くのテキストは、初心者がつまずかないよう、単語・文法・フレーズのバランスが考えられた構成になっています。



なるほど!「次は何をしよう」って迷う時間もなくなるね。
独学では、ついこんなパターンに陥りがちです。
- 単語を先にたくさん覚えようとリスト暗記に集中する
- 「文法だけを徹底的にやろう」と例文を後回しにする
- SNSで良いと聞いたからと、勉強方法を何度も乗り換える
- 複数のテキストを並行して進め、どれも中途半端になる
「早く話せるようになりたい!」と思うときほど、自分なりのやり方で進めたくなってしまいますよね。
でも、少し立ち止まってテキストの順番通りに進めることが、実は近道だったりします。
まずは目の前の一冊を、著者を信じて進めてみてください。
※難易度が高すぎたり、説明が難しかったりする場合はテキストの変更を考えたほうが良いです。
文法パターンは例文ごと覚えると定着しやすい
韓国語の文法は、例文をまるごと音読して覚えるのが近道だと感じています。
ベースとなる例文を一度覚えてしまえば、あとは単語を入れ替えるだけで新しい文がどんどん作れるようになるからです。
たとえば、「〜です・〜ます」の文型なら、こんなふうに使えます。
| 覚える例文 | 入れ替える単語 | できる文 |
|---|---|---|
| 저는 학생입니다(私は学生です) | 회사원(会社員) | 저는 회사원입니다 |
| 선생님(先生) | 저는 선생님입니다 | |
| 의사(医者) | 저는 의사입니다 |



文型を覚えるだけで、単語を変えるたびに表現が3倍、4倍って増えていくんだね!



要するに、文法とフレーズ学習の二刀流ですね。
ルールを頭で理解するだけより体に染み込ませるほうが、頭で翻訳しなくても言葉が出てくるようになります。
まずは1日1例文、音読を続けてみてください。
超初心者におすすめのテキスト・アプリ
韓国語を一から勉強するなら、次の2冊がおすすめです。
どちらも文字の読み方から基本的な文法まで順番に学べる構成になっています。
| テキスト | 特徴 |
|---|---|
| できる韓国語 初級 I、II | 語学スクールでも多く採用されている定番テキスト。 文法の説明が分かりやすい。 |
| hime式 イラスト&書いて覚える韓国語文法ドリル | イラスト多めで視覚的に覚えやすい。 書き込み式で手を動かしながら進められる。 |
学習のスキマ時間には、アプリも活用してみましょう。
| アプリ名 | 特徴 |
|---|---|
| Duolingo | ゲーム感覚で単語や文字に慣れるのに向いているアプリ。 |
| 国立国語院韓国語-日本語学習辞典 | 単語を調べるときの必需品。 例文が豊富で学習にも使える。 |
教材の選び方やレビューは、「韓国語教材の失敗しない選び方|初心者向けおすすめテキスト3選」をチェックしてみてください。


韓国語の単語と文法の勉強でよくある質問


韓国語の単語と文法について、よく寄せられる質問に答えます。
韓国語の単語ってどうやって覚えれば良い?
韓国語の単語を効率よく覚えるために、私が実際に実践していたのは次の4つの方法です。
- 単語を例文ごとセットで覚える(★最重要!)
- 韓国語をGoogleで画像検索して、イメージで意味を捉える
- 韓韓辞書を使って、韓国語のまま意味を理解する
- 漢字語(日本語の漢字に対応する単語)のルールを覚える
特に例文とセットで覚えることは、記憶の定着に効果的でした。
文脈の中で覚えると、どんな場面で使う言葉かがイメージしやすくなり、忘れにくくなります。



覚えられない単語を書き写して、オリジナル例文帳を作るのもおすすめです。
韓国語の単語の覚え方については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。(作成中)
韓国語の文法って、初心者はどうやって勉強すれば良い?
韓国語の文法をマスターするために、私が実践していたのは主に次の3つです。
- テキストの例文を繰り返し音読して、体に染み込ませる
- 覚えた文型を使って、自分で短い文を作ってみる
- その文法を使いそうな場面をイメージして声に出す
なかでも大切だと感じたは、例文の音読です。
文法書を読んで難しいルールを暗記しようとするより、実際の文を何度も声に出すほうが、スムーズに頭に入ってきました。



旅行やヨントン程度の会話なら、初級文法に慣れるだけで十分に対応できます。



なるほど!難しい文法を追いかけなくても良いんだね。
韓国語の文法の勉強法については、別の記事でさらに詳しく解説しています。(作成中)
韓国語って0から独学で話せるようになる?
韓国語は、0から独学でも話せるようになります。
学習時間の目安としては、旅行会話レベルなら約200時間、日常会話レベルなら400〜600時間ほどとされています。



毎日30分続けると、1年くらいで旅行会話のレベルに届くんだね!
大切なのは完璧さより継続すること、そして早めにアウトプットを取り入れることです。
インプットだけ積み重ねても、実際に口に出す練習をしないと話せるようにはなりません。



少し早いかなと思うときから、どんどん声に出していくのがコツです!
韓国語の独学ロードマップやおすすめの教材は、「韓国語は独学で話せるようになる?TOPIK6級取得者が実践したロードマップと本・アプリまとめ」で解説しています。


まとめ:韓国語の勉強は順番より目的。決めたら1冊をやり切ろう!
この記事では、韓国語の単語と文法をどちらから学ぶべきかについて解説しました。
ポイントを振り返ってみましょう。
- 単語からでも文法からでも、どちらから始めても上達できる
- 順番より大切なのは、「なぜ韓国語を学びたいのか」という目的を明確にすること
- 目的が決まったら、テキストを1冊選んでその流れに沿って進める
- 文法を学べば、単語も同時に覚えられる



順番より続けることが大事なんだね。難しく考えすぎてたかも!



自己流でアレンジして遠回りするより、1日1文、気楽に声に出してみましょう!
「何から始めよう?」と悩んでいる時間は、もったいないです。
まずは「これ!」と決めた1冊を手に取って、最初のページをめくってみませんか?
独学で上達するための方法は、「TOPIK6級が伝授!韓国語の独学で上達を実感する7つのコツと効率的な勉強法」でさらに詳しく解説しています。
やる気が続かないときの対処法は、「韓国語の勉強でやる気が出ないときの対処法5選|独学→留学でTOPIK6級を取った私の実体験」をチェックしてみてください。








